トラックボールを初めて転がす Logicool ERGO M575

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みなさんは今使っているマウスに満足していますか?
パソコンを使うようになってからもう20数年。そんな中プライベートでも仕事でも使ってこなかった「トラックボールマウス」
今までトラックボールマウスを使っている人を見て、オタク臭を感じていた私でしたが、なぜか気になり始めました。そして食わず嫌いはよくない。
調べてみて、コスパの良いモデルを見つけたので買って使ってみました。

気になっているけど購入に踏み切れない、良いと聞くけど実際どうなの? という方のお役に立てればうれしいです。

トラックボールマウスとは?

通常のマウスはマウス本体の動きに合わせてカーソルが連動して移動しますが、トラックボールマウスは本体上部又は側面についているボールを指で回転させてカーソルを移動させます。
マウス本体を動かすための移動スペースが必要ありませんので、狭いデスクトップ周りでもスペースを有効活用できるというメリットがあります。また手が疲れにくいというメリットも。
トラックボールマウスには、ボールを親指で動かすタイプ、人差し指や中指で動かすタイプなどがありそれぞれボールの搭載位置が違うため、見た目も違います。

logicool ERGO M575  ワイヤレストラックボールを購入して使ってみた

ということで実際に購入して使ってみることに。
購入にあたって重視したポイントは2つ
・一番ポピュラーな親指でボールを操作するタイプ
見た目が普通のマウスの派生タイプが良いなあと考え、親指でボール操作するタイプで決定
・高価でないものから選ぶこと
初めてなので、高価なモデルを買って後悔したくなかった。

探したところ、Logicool ERGO M575 をみつけました。Logicoolのマウスは昔から使っていたこともあり、持ちやすさなどは気に入っていたので、エレコムの「M-XT2DRBK」と迷った末、Logicool ERGO M575 ワイヤレストラックボールを購入しました。
Logicool公式HPlogicool ERGO M575 ワイヤレストラックボール

見た目

ブラックモデルを購入しましたが、全体が艶消しブラックの筐体で、ボタンは左、右クリック以外に2個、それにスクロールホイールがあるだけとシンプルなボタン構成。ボールは水色でメタリック塗装されています。カッコいいとは思えませんが、派手ではありません。

使用感

軽く手を添えてみると、「自然に握れるな」と感じられます。人間工学に基づいたデザインというのもうなづけます。しかし私はボールを操作しているときに自然と右クリックを押してしまう頻度が高く、慣れるまでに少し時間がかかりました。
これは時間と共に解消されますが、今でもたまに右クリックを意図せず押してしまうことはあります。ここだけが残念ポイントです。自分だけかもしれませんが。。

トラックボールの使い心地

初めての使い心地は?

・ボールの操作感のコツを掴むのに時間がかかる!
カーソルを目的の場所に移動させるのが最初のうちはうまく持って行けず少しイライラすることも。特に斜めの移動が上手くいかず、例えば、現在位置から右斜め上に持っていく際には
右横に動かしてから真上に動かす、みたいな操作になりもどかしかったです。
・慣れるまで1週間はかかった!
1週間程度使用するとようやく自由自在感が出てきました。普通のマウスやトラックパッドを使ってきた方はちょっと時間がかかりそうです。
・慣れれば疲労感は軽減!
手首を動かすことなく、カーソルを移動させることができるので楽だなと思えるようになりました。普通のマウスの操作で手首を動かすことが疲労につながっていることを実感しました。

カスタマイズ

固有の機能について

Logicoolのマウスは「Logi Options」というカスタマイズアプリが使用できます。これを使用することにより、各ボタンへの操作の割り当てを変更したり、トラックボールの移動速度を変更したりできます。
私はM1 Macbookairを使用していますのでスクロールホイールの押し込みボタンを「Mission Control」にしました。左クリックの左横の2ボタンにはブラウザの「戻る」「進む」を割り当てました。他にもアプリケーションごとにボタンの割り当ては変更できますので、好きな機能を割り当てて便利に使うことができます。

「Logi Options」のメイン画面(Mac)


画像(上)・・・各ボタンに機能を割り当てることができる。
画像(下)・・・カーソルの移動速度を変更したり、アプリケーションごとにボタンの機能を変更することができる。

このあたりは、目新しいものではなく、特に感動はありません。

まとめ

1.トラックボールマウスは慣れるまで時間がかかる。
普通のマウスからの変更すると、確実にボールの操作感を掴むのに時間はかかります。自分の思うように操作できないことで少しイライラすることも。じっくり慣れていきましょう。
2.慣れた後は長時間使用でも手首の疲れが軽減される。
マウス本体を動かさなくても良いことが、疲れの軽減に寄与しています。長時間の作業でも疲れにくいです。
3.初めから高価なモデルは買わないほうが良い。
Logicool ERGO M575も安くはないですが、トラックボールマウスはマニアックな商品だけあってもっと高価なモデルもあります。なるべく安いモデルをチョイスして試してみることをおすすめします。そういった意味ではこのLogicool ERGO M575は初めてのトラックボールマウスにするには超おすすめと言えます。

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